デザインが印象的な海外の歯科医院 / Raúl Sánchez

デザインが印象的な海外の歯科医院 / Raúl Sánchez
2020年5月16日 LIHACO編集部
In 歯科院

スペインのバルセロナにある、デザイン建築が印象的な歯科医院です。

この印象的な歯科院のコンセプトとして、若い方に足を運んでもらえるように設計されました。今後高まるテクノロジーと歯科を掛け合わせた総合的なサービスとして、顔を直接合わせなくとも検診が受けられる歯科医院が増える中、このような体験を重視したものとなっているようです。

まず目に入るのはフレッシュなデザイン、この歯科医院のブランドを体現するかのようなおしゃれさ、歯医者であることを忘れさせてくれますね!

©︎José Hevia

デザインは幾何学的な印象を前提に、奥行きを減らし、高さを強調。側面はカーブして柔らかさを演出。パーテーションも木目調であり機能的になっていて、中二階までも吹き抜けている風通しの良い空間です。歯科院内全体がのオープンスペースになっていますが、個人が欲する視覚的プライバシーは、各スペースの高さと視界を制御することで尊重されます。

©︎José Hevia

壁の後ろにある3つの空間は、下に通じる地下室に外からの自然光を取り入れるため。ロッカー、オフィス、簡易キッチンに光が入ります。 X線室は、ガラスの通路からアクセスできます。

©︎José Hevia

2つの大きなステンレス鋼の窓は、歯科院の中を見通せます。2つの斜めのクロスバーが新しい視覚軸を生み出し、透明と不透明のセットで、内側にどんなものがあるのか期待を高めます。

概要

歯科医院

Raúl Sánchez

面積

861平方フィート

2019

写真

José Hevia

施工主

41zero42, Duravit, Finsa, ICONICO, Living ceramics

 

参照:archdaily