自分自身で歯を健康に保つ!予防歯科とは?

自分自身で歯を健康に保つ!予防歯科とは?
2020年5月28日 LIHACO編集部
In 予防歯科

予防歯科をみなさん聞いたことはありますか?

予防歯科は虫歯ができてから削って治療するではなく、虫歯や歯周病が発症・進行しないように自分自身で健康に保つ環境をつくるための対応のことを言います。

今の日本人の歯科に通う目的では、歯がに何かしらの違和感を感じてから来院する人が多いですが、それでは毎回虫歯等が発症して治療をしていると歯の健康や傷が残り、発症の度に歯周病が重度になる、健康な歯を抜く必要が出てくるなどのリスクもあり得ます。

成人に達する20歳以上のうち、4%しか全て健康な歯を維持している人はいないとされています。それと並行して80歳の時点で全く歯がない総入れ歯の人は60%と、かなり高い確率です。

予防歯科は2種類あります

予防歯科を行うにあたり、自宅で行う「セルフケア」、歯医者で行う「プロフェッショナルケア」で対処が分かれます。
どちらも予防していくために非常に大切な考えであり、欠かすことはしないほうがいいでしょう。

むし歯と歯周病の原因って?

虫歯・歯周病への対策として、細菌のかたまり「バイオフィルム」を落とし、口内環境を清潔にすることが大事とされています。

しかし「バイオフィルム」って何でしょうか?

厚生労働省の情報では、バイオフィルムとは微生物が表面に形成した集合体で、歯垢はがその例とされています。

形状はネバネバした粘着性を持ち、歯の中以外にも花瓶の内壁や流しなどにみられるこのような粘着物は細菌が形成する(バイオフィルム)です。

水のあるところには大抵バイオフィルムがみられるのです。

寿命は世界一、しかし歯の寿命は先進国の中で最下位という結果も..

日本は歯科医師数は年々増えている最中、日本人1人の歯の数は減っているという現象が発生しています。

必要なのは常に「予防」を心がける

削って詰めるだけの治療ではなく、予防の意識を取り入れた受診を定期的に行い、

虫歯ゼロ、そして80歳になっても自分の健康は歯を維持できるよう目指しましょう!